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Izmic Be STUDIO
(イヅミックビースタジオ)

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10:00~22:00 / 年中無休

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【第ニ回 演技上達のコツ】演技派って言われる上手い俳優のレッスン方法は? メソッド演技からお笑いまで使えるレッスン方法をご紹介

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演技未経験者から、更なるスキルアップを目指す俳優・

役者の皆さんの為の【演技がうまくなる奥の手】について、書いてきました。

私も大学で演技論を学び、実践し、【なんかよくわかんない】と思いながら授業を受けていました。


今に至り、当時の学びを現代風にアレンジして、自分なりの演技方法を作ってきました。

多くのタレントさん、俳優さん、そして役者俳優を目指す皆さんとのレッスンを重ねながら、

さらにブラッシュアップし【ゲーム感覚で学べるわかりやすい演技】を常に念頭に置いて、

今も私の演技論は進化しています。


【第一回 演技上達のコツ】では、演技をするための準備レッスンとして、緊張対策や演技の基礎レッスンについて触れましたが、お役に立てましたか?

活字で納得するだけにならない様に、多くの動画もアップしていきますので、是非、読んだらやる!を実践していただけたら、より現場で役に立つと思います。


【第一回演技上達のコツ】についてのブログは→ココをクリック


今回は、演技をするための準備である、緊張対策や演技の基礎レッスンを行った後に、エチュードや台本にステップアップしていく段階で必要になる演技スキルについてお伝えしていきます。
そのために、【演技の教科書ってあるの?】というところから、書き進めたいと思います。
興味のある方は、ざっくりわかりやすく書いたので読んでみてください。
【へぇ~演技論ってこんなにあるんだ】って思っていただけたら、
ご自身にあった演技法を見つけてください。

 

目次

演技の教科書ってあるの?

演技の方法論、演技論を説いた本はあります。演技論とは演技テクニックのことです。演技上達のテクニックは時代の流れとともに変化してきました。
その数ある演技論の父ともいわれる【元祖・演技論】を作り出したのが、スタニスラフスキーシステムです。
・チェーホフテクニーク

・マイズナーテクニック

などその後スタニスラフスキーシステムを独自の解釈で発展させていった演技方はいくつかあります。

日本で有名なのが【メソッド演技】ではないでしょうか?

スタニスラフスキーシステムとメソッド演技について触れていきましょう


 
1.スタニスラフスキーシステム
言いずらい、噛みますよね・・・
この難しい演技法は100年も前に、創設者スタニスラフスキーによって考え出されたシステムです。
彼は、ロシアの演出家であり、俳優もしていました。
そして、今なお、俳優・舞台人に大きな影響を与えている【元祖・演技論】を作った演技理論家です。
私も、分厚い本を何冊も読みましたが、難しい、わかりずらい・・・
なので、ざっくり簡単にご説明すると

行動⇒感情

【行動があって、そこに感情がわいてくる】という考え方です。
ん?やはり理解しずらいですね。
角度を変えてみましょう
あなたは、どんな役者が下手だと直感しますか?
セリフを大げさに読んだり、台本に泣くと指示があれば、大声でさめざめ泣いたり・・・
リアルじゃない演技を見ると下手だなぁ~と思うのではないでしょうか?
つまり感情を先に作るのではなく、日常と同じように、意識し行動をすれば、その結果、その時と同じ感情が湧き上がり再現できるのでは?といった方法論です。

大学時代、実践していたスタニスラフスキーシステムの練習方法としては、来る日も来る日も私は【無対象行動】をしていました。
道具を使わないで、日常と同じ行動をただする!
それと舞台で自分をコントロールするために注意を向けるべき【3つの注意の輪】に対する意識の割合。(注意の3つの輪に関しては、今後レッスンを具体的にしたときに記述したいと思っています)


スタニスラフスキーシステムの名言
【戯曲を分析する最良の方法は、与えられた環境の中で行動してみることである】

何回も公演する舞台などでは、感情が湧かない日もあるかもしれません。
そんな時に役立つのが、意識と行動から繰り返し感情を起こすテクニックです。
それは俳優の演技を安定させるのに役立ちます。(と言われています。確かにそうですが・・)

意識を外に向けず、行動に意識を向ける練習。時間かかりますね・・
【リアルにその役になりきる】を追求するスタニスラフスキーシステムの演技論は、難しいですがそこから必ずヒントが見いだせると思います。

私が一番感じたkとは、俳優とは、己に厳しい訓練が要求されるべきということです。

スタニスラフスキーを訓練するかしないか?という議論ではなく、古きから学び、それを今風に捉えなおすことが、100年前のテクニックが現代によみがえる方法だと思います。

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2.メソッド演技
スタニスラフスキーの下で学び、アメリカに戻ってから、独自の演技論を唱えたのが、リーストラスバーグです。
メソッド演劇は、リー・ストラスバーグが1950年代に創設した演劇方法なのです。
ストラスバーグは、演技について「本当の感情を表現することが大切である」という考え方を持ち、俳優が自分自身の感情を研究し、役の感情を理解することを重視しました。
メソッド演技もスタニスラフスキーシステムも、どちらも【リアル】を追求しており、「役」として俳優が物語の中で本当に気持ちを動かすことを目指しています。

では、どうやったら役の様に、俳優が気持ちを動かせるのか?
その方法がメソッド演技です。

他の演技法では、役を想像して、そこから役の感情を紐解きます。
しかし、メソッド演技では、自分の過去を使います。
自分の過去の強い感情を思い出し、それを役の感情とリンクさせていく手法です。
想像だけで役の感情を作るより、確かに力強く爆発力、勢いもあります。
すごい!やってる~って感じに見えます。

感情⇒行動

スタニスラフスキーの教えとは真逆のアプローチです。
自分のつらい過去や体験を再体験し、そこから役の本当の感情にアプローチする方法です。
実体験を思い出すことで、練習中に涙が止まらなくなったり、精神的に追い込まれたり。
そんな体験が私にもあります。
しかし、自分の過去と役が一致するような感覚が生まれ、舞台上で爆発的な感情が沸き上がってくる経験もしました。

代表的な、メソッド演技の練習法といえば【五感の記憶】です。
・見る・聞く・感じる・嗅ぐ・味わう
この五つの感覚を思い出す練習です。

スタニスラフスキーシステムの【無対象行動】と似ていますが、行動に意識を向けるそれとは別で、その時の感覚に意識を向けるのが五感の記憶です。

スタニスラフスキーシステムでは【注意の輪】とも言われていましたが、メソッド演技で向けるべき注意は、自分ではなく外です。

・目の前に広がる大海原
・汗ばむような夏の日差し
・むせかえる夏の匂い
・耳につんざく蝉の大合唱
・ほろ苦いブラックコーヒーの味

等です
想像の世界を信じやすくなるのが【五感の記憶のレッスン】です。

人間の脳は、実際に体験しなくても想像するだけで
身体や気持ちに変化を起こすことができます。

これを利用した訓練法が【五感の記憶】です。

ちなみに、私が教えている演技レッスンもこの【五感の記憶】は重要なポイントとして伝えています。
緊張対策にもなります。
役の存在の仕方にもつながるので、ゲーム化し行うことで、比較的とっつきやすい練習方法となっています。
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セリフがなくても動く方法

セリフが無い時にモジモジしてしまい、棒立ちになる
どう動いたらよいか?迷ってしまう
舞台で何をしてよいのか、わからない
そんなお悩みありませんか?
そもそも、なぜセリフが無いと動けないか?
それは、動く理由(動く同期)をセリフからしか見い出せてないからです。
あるいは、役の掘り下げが不十分なのかもしれません。

・ステイタス
・なぜ
をキーワードに、舞台上で「役として」存在する方法について、触れていきましょう


1.演技する時、ステイタス作ると動きやすい

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ステイタスとは、地位や身分、状況、情勢などのことです。
ステイタスの詳細を作ることで、相手との関係性が見えてきます。
学校の先生と生徒なら、先生の方がステイタスは高くなります。
ステイタスの意識を演技に入れると、【動き】に迷いのある方には、どう演技の時に動けば良いのか?
ヒントになるはず!



A:ねぇ
B:なに
A:ねぇ
Bなに
2人に与えられたセリフはこれだけです。
ステイタスを入れ替えて、同じセリフでシーンを作ってみしょう。
自然と動きが変わりますね。
動画を参考に、台本での役柄を考える時、ステイタスの考え方を取り入れてみ見てください。


2.なぜ?演技の目的を考える
俳優が舞台上で動くということは、必ずなんらかの「目的」があります。
自分のセリフに対して「なぜ?」を投げかけて、目的・行動を探していきましょう。
・なぜ?そのセリフを言うのか?
・なぜ?窓を開けるのか?
・なぜ?席を立つのか?

「なぜ」を繰り返すことで、セリフの前後に動きの目的が見えてくるはずです。
演技をしていて動けなくなったら、今自分は、役の上で、何を実現させたいのか?
役の目的を考え、そのために動いていることに立ち返りましょう。



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いつ、どこで、誰が、何を、どうした、必殺演技の奥義4W

4Wとは、WHEN WHERE WHAT WHO そしてHOW。
中学英語で習った4W1Hの考え方です。
これは、役の履歴書を書く時にも必要になりますが、役の掘り下げに使われる方法の一つです。

台本は、小説と違い与えられる情報量は少なくなります。
その人物が今に至るうえで、その瞬間ののセリフがあり、そこに至るまでには、その人物の背景が大きく関わってくることもあります。

・なぜ殺人を犯したのか?
・なぜその決断を下したのか?
・なぜそれを買ったのか?
・なぜ別れたのか?

あなたが演じる人物にも歴史があり、そこを探るレッスンが【役の履歴書を作る】です。
4Wに慣れるように、台本に入る前に、即興で4Wを作るレッスンを最初にしてみましょう


1.オンラインで4Wに慣れる
一枚の写真から、その人物の4Wを作ります。
台本で役の履歴書を作る前にやってみましょう。
今回は、オンラインでのレッスン、一枚のイラストを見て直感で考えていきます。

慣れてきたら、実際の人物の写真などで行っていきましょう

■写真レッスン
以下の写真を見て4W1H作っていきましょう
・この人の名前、年齢は?
・いつですか?時間や季節はどうでしょう?
・どこにいますか?自室?警察署?森? など
・何をしようとしてますか?何を見ていますか?
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設定ができたら、その設定で実際にエチュードをしてみましょう。
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2.台本の役を自分に近づける自然な演技のコツ
台本をもらったら、その少ない情報から役を読み込む作業が必要となります。
役の情報は
・台本から読解する
・演出家からアドヴァイス
・台本をもとに調べて得る情報
・自分の想像で造る
などで役に肉付けをしていきます。

役を作り上げていく過程で、その人物が本当に生きてきた道のりや生活の詳細を考えることは、役を生きる一つの手段となります。
台本をもらったら、【役の履歴書】を作ってみましょう

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五感を鍛えると演技が変わる

演技は、【感じること】と【考えること】を同時に行う必要があります。
セリフをを言いながら、実際は立ち位置に配慮し、音や照明や相手役に対しての【何らかのキッカケ】みの配慮しています。
【役を演じながら】その一方では、役を離れ、自分をコントロールする必要もあり。

役で興奮しすぎて、キッカケを外したり、立ち位置を間違えたり、相手役に迷惑をかけたりしてはなりません。

世阿弥の能楽論書【花鏡】で述べられた
離見の見(りけんのけん)とは
演者が自らの身体から離れ客観的な視点をもち、あらゆる方向から自身の演技を見る意識の事です。

このメタ認知が役者には必要という教えです。
このマルチタスクをこなすレッスンを方法が【五感を鍛える】ことにもつながります。

■五感とは
見る⇒視覚
聞く⇒聴覚
嗅ぐ⇒嗅覚
味わう⇒味覚
触る⇒触覚
の5つの感覚機能ことです。
演技するとは、これらの機能の再体験でもあります。
演技をするというストレス化において、
・見ない
・聞いてない
・嗅いでない
・味わってない
・感じてない
にならない様に、五感をしっかりと使うことは演技の基本でもあります。


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1.同時通訳のワークで即興力を鍛えよう
演技をしていて一番使うマルチタスクが
・聞くこと
・話すこと
ではないでしょうか?

誰かと話していて、【聞いてないな】【話が伝わらないな】と感じたことはありませんか?
多くの成功者は【聞き上手】でもあります。
自分の話もしっかりする、しかも相手の話もしっかり聞くことが出来る。
演技では、決められたセリフがあるので、聞くふりをして、どんどん自分のセリフを言うことが真ん中になってしまいがちです。
相手の話を多少聞いていなくても、何を言うか分かっているので、つじつまが合ってしまうのです。

演技は話すことではなく聞くことから!

基本に立ち返るワークなので、本番前などに行うと、新鮮に台本に戻れるのでお勧めです。

【同時通訳】のシアターゲームは、自分の話を伝えながら、相手の話も理解する訓練がメインなので、日常生活でも必要なスキルが身に付きます。
是非、お友達やビジネスシーンでも楽しんでやってみてください。



■同時通訳のワーク
用意するものは、なるべく思い入れのある大切な品
相手にその品を見せながら、時に手などで指し示しながら、相手の視線を誘導し、その品物の話をしましょう。
それを2人同時に相手に向かって行います。
話が終わったら、相手に相手の話の内容を告げます。
どれくらい聞けていたか?点数をつけてもらいましょう。
お互い100点を目指して。

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2.ピンポンパンゲームで演技に瞬発力をつける
ある程度人数が集まったらぜひ行いたいシアターワークの一つです。
・見る
・聞く
・感じる
・表現する
すべてが同時に楽しみながら身につくレッスンで、経験の有無を問いません。

頭で考えがちという方には最適レッスンです。

考える暇もなく、スピーディーに取り組んでください。
演技は集団芸術です。
基礎的なコミュ力や他社との協調性は必須です。
失敗しても、仲間と共有し、楽しみながら乗り越えていく感覚が養えます。



■ピンポンパンゲーム
・ピン
・ポン
・パン
この3つのセリフを一人が一つずつ喋り、それを繰り返すゲームです。
ただし、自分の次にセリフを言う人は、その人が指を指した人だけです。
誰に回ってくるかはわかりません。
全員で息を合わしリズムよく進めましょう。
慣れてきたら、動画では応用編もアップしてありますので、チャレンジしてください。
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3.近日公開
レッスン方法は近日公開!お楽しみに!

4.近日公開
レッスン方法は近日公開!お楽しみに!


丁寧な演技表現の作り方


丁寧な演技=よい演技
と考えた時、悪い演技とはどんな演技でしょう。
数年前の日本大学芸術学部の入試試験で、【よい演技、悪い演技とは?】という課題がありました。
そこで、丁寧な良い演技とは、伝わる演技と仮に位置付けてみました。
となると、悪い演技は伝わらない演技です。
では、どんな時に演技が伝わらないのか?

①気付きが流れている
気付きとは、先に述べた【五感が使えている状態】の事です。
逆に、気付きが流れているとは、台本があり先に何が書かれているのか分かっているので、【予定調和】の演技をしてしまっている状態です。
聞いたふりや、感じているふりで演技をしている状態ですね。
なので、この気付きを丁寧にすることが丁寧な演技につながるとも言えます。

②よく聞くこと
話すことより、まずは演技の基本は聞くことファーストです。
聞いた後で、その結果として、自分の発言がある。その順番を丁寧に追っていくことが、丁寧な演技につながると考えられます。

この2点に絞って、エチュードをご紹介しましょう。


1.圧倒的に同じ演技に差を付ける【気付き】作り方
丁寧な演技表現を考える時に、例えば、【パントマイム】の表現方法をイメージしてみましょう。
セリフが無いのに、人物の心の動きが明確に見るものに伝わってきますね。
当然、そこには鍛えぬかれた肉体の存在があります。
ここでは、あくまでも俳優、舞台役者がパントマイム表現から学べる演技表現について考察してみましょう。

大袈裟な動きではなく【仕草】として演技を考えると、セリフが無いときの動きやちょっとした仕草は、心情を現すのに重要な役割を果たしてきます。

その仕草のキーワードが【気付き】です

・見えた
・聞こえた
・匂いがした
・気配がした
等々
次の動きに対するきっかけが【気付き】です。
【気付き】があるから、次の行動へとなるわけですね。
そこが流れてしまう演技を【予定調和の演技】等と言われることもあります。
未来のことは何が起こるか、本来分からないはずなのに台本に書かれていることに合わせて感じる前に演技してしまう、悪い例えです。

・見えた振り
・聞こえた振り
・匂った振り
・感じた振り
で、気付く前に演技をしてしまうことです。

映画と舞台では、表現のサイズが違います。
気付きの大きさも変わります。
表現媒体にあった【気付く瞬間】を丁寧に表現していくことは重要ポイントです。

・呼吸
・間合い
・速度
身体から発する緩急を流さず演技に取り入れていきましょう。

また、オンラインでの演技表現は、テレビや映画のサイズレッスンに有効です。
何かに【気付く】瞬間を、どんな表現に落とし込むのか実験的に行った動画です。 画角が、全身なのか、上半身(ウエストアップ)なのか、顔アップなのかによって、 目線や顔の角度、手の位置、身体の動かし方が変わります。 より魅せることを意識出来るのは、オンラインレッスンならではです。
ご参考に

2.演技が下手な人は演技が伝わらない人
演技をするとは、相手に何かを伝えることです。
それがセリフだとしましょう。
言葉が伝わらない人は、台本通りに読むだけで、相手に伝える意識が丁寧に行われていないことが多いです。
そこで、言葉から意味をなくして行うレッスン【数字で話す】をしてみましょう。
言葉に頼ることが出来ないので、伝える意識やつかみ取る意識が強くなるレッスンです。

・セリフに頼って演技をしてしまう人
・気持ちが伝わらない人
に最適のトレーニングです。


■やり方
話すときに、数字以外を使ってはいけません
何らかの会話をしながら、相手が何を言っているのか?何を伝えようとしているのか?
意識を払いましょう。
同時に、自分が話す時も、伝える意識を強く持って、数字に気持ちを込めましょう。
ある程度会話したら、和訳してお互いが何を話していたか?振り返ってみましょう。




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まとめ

【第ニ回 演技上達のコツ】いかがでしたか?
あなたにとっての演技のヒントは見つかりましたか?
【第一回 演技上達のコツ】では、緊張対策やコミュニケーションの作り方をお話ししました。
今回は、実際に演技をする上で、失敗しがちなことへの対策を中心にお伝えしました。

どのレッスンも、他者と行うものを選びました。
演劇は究極の集団芸術です。
本番もお稽古でも、他者との化学反応を楽しんで頂けたら幸いです。



この記事を書いた人

Polish_20220210_160806305.jpg IZUMI(玉置いづみ)
【IZMIC Be STUDIO】主宰
日本大学芸術学部演劇学科演劇コース卒業
元(㈱)アミューズでの新人育成講師
演技・ダンス・体幹トレーニングと幅広く指導に当たっている



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