日本大学芸術学部演劇学科の過去問題/2026年 総合型選抜の過去問題
日芸は編成が変わります。洋舞コースと演技コースが合体し「演技洋舞コース」となって最初の試験内容です。
台詞と身体で、3分間「変化」を表現する内容でした。
難問ですね。
今までの、2コースの試験内容が一つになった印象です。
演技コースみたいに話せない!
洋舞コースみたいに踊れない!
受験生の多くが戸惑った試験内容となりました。
対策の練習方法(基本)
実際に行ってみると、セリフだけになってしまったり、動きだけになってしまったり。
同時に両方の表現に落とし込むのは難しかったようです。
イヅミックの練習法、練習の手順として
1 【変化】を具体化する
変化のストーリーを文章に書いてもらいました。
ストーリーが明確になる事で、自分のすべきことが見えてきました
2 【変化】を五感に置き換える
身体の感覚、聞こえる音、匂い、見える景色、等自分が作ったストーリーを更に具体化するために、五感を再確認しました。
どの五感が一番強いのか?
その五感は変化するのか?
どのように変化するのか?
3 声と身体の配分
そのストーリーで¥を伝える時、有効的な音は、擬音なのか?セリフなのか?
自分だけなのか?
自分以外の存在はいるのか?
また、有効的な体の変化はどんな動きをするのか?
具体的にシーンを作り細かく想像していく
ここまで出来たら、ひたすら、行動実行していきましょう。
動画撮影して、自分のセリフや動きを確認することも効果的です。
練習方法(応用)
ここからは応用編ですが、一人で実技しますから、空間をどのように使うのか?
意識していきましょう。
その為に、イヅミックでは、あえて2人で同時に動いて、他所がどこに入野か?
認識しながら実演するレッスンをしました。
2人で常に空間を埋めるように指示を出すことで、演技しながら、場所に関しても注意を払う習慣をつけていきましょう。
演技舞踊コースの今後の対策は?
演劇業界のニーズに合わせて、日芸の編成は変わります。
役者が自分の身体と向き合うレッスンは今後必須となります。
演技だけ出来れば良い⇒身体から発露する表現の重要性に着眼すべき
となります。具体的に3年次からは、新しく「ミュージカル」と言う」授業も増えていきます。
ダンスの基礎力
体幹への意識や強さ
柔軟性と瞬発力 リズム感
これらは受験対策の一環としてとらえてきましょう。
特に全く運動から遠ざかっている受験生
ダンス経験や運動経験がない受験生
苦手意識から、対策を後回しにせず、早めの対策をお勧めします。
演技レッスン練習方法のまとめ
レッスン方法を多く動画でアップしています。
ご参考に
この記事を書いた人

IZUMI(玉置いづみ)
【IZMIC Be STUDIO】主宰
日本大学芸術学部演劇学科演劇コース卒業
元(㈱)アミューズでの新人育成講師
演技・ダンス・体幹トレーニングと幅広く指導に当たっている
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