2020年度日本大学芸術学部演劇学科演技コース AO入試　受験生の体験記 IZUMIの豆知識池袋のダンススタジオ、演技・演劇レッスン、ボイストレーニング

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2020年度日本大学芸術学部演劇学科演技コース AO入試　受験生の体験記

作文の試験内容

６0分800字程度

「社会における劇場の役割について」をテーマにあなたの考えを書きなさい。

実技試験　中ホール舞台上にて

◯アップ約5分

◯舞台上を自由に歩く(全員で)

・先生の合図で動く

STOP⇒止まる

GO⇒歩く

タッチ⇒床を触る

ジャンプ⇒その場で跳ぶ

・上記の逆を行う

(GOで止まる、STOPで歩く、ジャンプで床を触る、タッチで跳ぶ)

・スローモーションで歩く

・すれ違う人とアイコンタクト

・すれ違う人と日本語以外で挨拶

・すれ違う人とハイタッチ

・スローモーションでハイタッチ

◯決められた枠の中で歩く(12人ずつ)

・先生が見えないボールを投げ入れ、キャッチボールしながら歩く

・小走りで上記と同じことをする

先生がボールを増やしていき、最終的に3つのボールでキャッチボールしていた。

音楽を使った身体表現

・全員床に仰向けで寝た状態から始まり、曲を聴いて表現する。

(同じ曲が2回繰り返される。3分ほど)

・先生の合図で周りの人と絡んで動く。

・終始目を開けてはいけない。

・動きの綺麗さや振付ではなく、曲を聴き自分の内面から出てくるものを表現するようにと指示された。

演技・セリフの試験内容

①渡されたセリフを朗読をする

②台本を置き、朗読した台詞を表現する

・シェイクスピアの「お気に召すまま」より抜粋

この世はすべて一つの舞台、

人間は男も女も、すべて役者にすぎない。

それぞれに退場し登場して、人生のさまざまな役を演じ、

舞台は七場に分かれる。

まずは赤ん坊、泣いたり、おっぱい戻したり乳母に抱かれて。

次は、泣き虫小学生鞄を背負って朝日に顔を照らされ、

カタツムリみたいにいやいやながらの学校通い。

そして恋人、ふいごみたいに溜息ついて、涙ながらに詩をつくる

恋焦がれる彼女の眉を讃えて。

今度は、軍人さん、誓いの文句を並べ、豹なみに髭生やし、

名誉欲しさに、猪突猛進、あぶく同然の功名を求め、

大砲の口もなんのその。

次なる役は裁判官、賄賂の鶏肉詰め込んでまんまるまるの太鼓腹、

眼光鋭く髭厳めしく、口にするのは尤もな格言と月並みな判例。

はてさてお役目ご苦労さん。舞台は第６場

痩せ衰えてスリッパひっかけたパンタローネ爺。

鼻に眼鏡、腰に巾着袋、

穿いているのは、オンボロロンの、ダブダブズボン、

細い脛はヨレヨレヨボヨボ。太く響いた大声も、

いまや子どもに戻って、キーキーヒューヒュー音を出すばかり。

いよいよ大詰めの最終場面、この奇妙奇天烈、

波乱万丈の一代記の締めくくりは、赤子に還って忘れられ、

歯なく、目なく、味なく、何もない。　

傾向と対策

今年の特徴は、音楽を用いた身体表現。

全く動けない・何をやればよいのか？テンパってしまった。

そうならないように、

音に影響されて作った世界観を大切に。

自分と対話して、身体が持つ可能性を広げていきましょう。

レッスンでの対策は、かなりの安心感にもつながる内容でした。

受験生の感想

普段のレッスンがとても役に立ちました。

試験のほとんどがレッスンしてきたことだったので、緊張しないで出来ました。

タジオに通っていて良かったと心から感じました。

IZUMI先生はじめ、スタジオの皆さんには感謝しかないです。

本当にありがとうございました。

後悔はありません。

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