演技の受験・オーディション対策BLOG

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泣き方・怒り方・本の読み方・・・子役の演技力がアップするコツまとめ 徹底公開!

涙を流して泣ける、激しく感情を出して怒るなど、
子役オーディションで受かるか、受からないか、差が出るポイントです。
今回は、子供たちがつまづきやすい演技のコツを一気にご紹介します!

目次

涙を流して泣く演技

1.感情表現の演技が難しい理由
本来、感情はいきなりトップギアに入りません。
相手の言葉なのか、体の痛みなのか、きっかけがあり、
それに反応して、だんだん気持ちが大きくなっていくのが通常です。

それを、台本では、「泣く」「怒る」といった、
結果のみ記載されているので、どこから感情が上がってくるのかが、
わかりずらいので、自分で読み取らなければなりません。

台本に書いてあるト書きの「泣く」だけをやろうとするから、
・泣けない
・嘘泣きする
・えーんえーんと泣く
・手で目を隠す
・涙が出ない
・セリフが言えない
・セリフを考えられない
などの課題に直面します。

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2.レッスンしてみよう
「泣く」という結果だけを求めて、泣こう泣こうとするのではなく、
感情がだんだん上がってくるイメージをつかみましょう。


出来ましたか?
泣く気持ちがわかってきたら、
次に、泣きながらセリフを自分で考えるレッスンをしていきましょう。




苦手な子供多数!怒る演技

1.怒る演技が苦手な理由
【泣く演技と怒る演技】どっちの方が難しいと思いますか?

お子さんのタイプにもよりますが、
比較的怒る演技の方が苦手なお子さんが多いです。
それは、日常生活で、
「怒っちゃダメ」「お友達と喧嘩しちゃダメ」と言われがちだからです。

いざ演技になると、
【怒ったことがない】【どう怒ったらいいかわからない】
となってしまうお子さんは少なくありません。
たしかに、日常でダメと言われているのに、
演技でいきなり、「怒りなさい」と言われても、
日常と演技の区別はすぐにはつきづらいですよね。

その点、泣く演技も怒る演技はとても繊細です。
無理にやろうとせず、焦らずにレッスンしていくことが大切です。

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2.レッスンしてみよう
まずは、どんなシチュエーションなら怒りたくなるのか、
丁寧にリサーチをします。
どんな時?誰に対して?どんな言葉を使う?
リサーチが終わったら、いよいよ実践です



出来ましたか?次はすぐにスイッチを入れる練習や、
相手を使って相手に負けないくらいの感情を出して、
さらに気持ちが上がるようにレッスンしていきましょう。




「もっと感情を出して」に対する対応力

1.「もっと」を視覚化する
同じセリフでも、色んな感情があり、感情のレベルも違うはず
ですが、小さいお子さんにとっては、
その微妙なニュアンスの気持ちが分かりづらかったりしますよね。
「もっと」という指示は抽象的は、イメージしづらいです。
「もっと」の感覚を視覚化することで、コントロール出来るようにしていきましょう。

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2.レッスンしてみよう
レッスンでは、声の大きさにフォーカスして、
感情の大きさをコントロールするレッスンをしてみました。
同じありがとうの台詞でも、
小さい声で言ってみたら、ちょっと恥ずかしい気持ちになったり、
大きな声で言ってみたら、飛び上がるほど嬉しい気持ちになったり、
声の大きさを変えることで、気持ちが変わってきます。




上手な本の読み方

1.家で出来る最高の演技レッスン
家で何か出来ることはありますか?
というご質問に対して、「本を読んでください」とアドバイスしています。

オーディションでも実際の現場でも、
台本、つまり文字情報からイメージを膨らませる作業は、
子役と子役の保護者の方にとって、とても大切なことです。

読書も、ただ読むだけでなく、
・物語の全体像を掴む力(読解力)
・書かれていないことを想像する(想像力と創造力)
を養っていきましょう

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2.レッスンしてみよう
読書や読み聞かせをしたら、保護者の方は沢山質問して
子供たちがイメージを広げるお手伝いをしてあげるのが良いでしょう




ナレーション・朗読の上達法

1.棒読みを直す方法
話し言葉になっていない朗読・ナレーションセリフは、
どうしても固苦しく、読みづらく、棒読みになりがちです。
気持ちを視覚化するレッスンで、イメージを明確にしていきましょう。
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2.レッスンしてみよう
用意するものは、「色えんぴつ」
感情が変わる瞬間に塗った色を思い出して、感情を作ってから言ってみましょう。




近日公開1

お楽しみに!


近日公開2

お楽しみに!


まとめ

演技レッスン、感情表現するレッスンは、地道なお稽古が必要です。
また、年齢が上がるにつれて、小さい頃は出来たのに、
最近泣けなくなった、怒れなくなったなんてお子さんも少なくはありません。
年齢によって、経験や感情も成長します。
年齢や経験に合わせて、丁寧にレッスンしていきましょう。

この記事を書いた人

Polish_20220210_160806305.jpg IZUMI(玉置いづみ)
【IZMIC Be STUDIO】主宰
日本大学芸術学部演劇学科演劇コース卒業
元(㈱)アミューズでの新人育成講師
演技・ダンス・体幹トレーニングと幅広く指導に当たっている


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