日芸の受験生の多くが、実技試験の対策でレッスンを受けています。
理由は、演技やダンス、身体のコントロールなど未経験者が近年多いからでしょう。
学科が気になり、実技対策が後手に回り、いざ、過去問題をやってみたら【お手上げ...】
レッスンで真っ青...になる風景もしばしばあります。
その一人、T君はゴールデンウィークの集中レッスンを受けて、
多くのショックと多くの気付きを得たようです。
感想を寄せてくれました。
大学受験に実技審査がある受験生のご参考になればと思います。
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初演技!演技出来ないんじゃなくて、やろうとしてないだけ
演技レッスンでは自分のメンタルを強くしたい!
自分に自信を持ちたい!
というコンプレックスがあった。
そんな時先生から言われた2つの事
・【大きな声を出す事】
・【レッスン中に笑顔を意識する】
この2つを言われた。
最初は何をするにも失敗しちゃいけない。間違ったらどうしよう。
出来ない。という思考でいっぱいになり、失敗を恐れて行動することが出来なかった。
その時いづみ先生から言われた正家kに言葉!
出来ないんじゃなくて、やろうとしてないだけ!
いづみ先生からいただいたこの言葉で、自分が頭でっかちに考えているだけでやろうとしてないことに気付き、自分の中での考えが少し変わった気がした。
自分が何のためにレッスンを受けているかを考える事
私は完璧主義な面があり、上手くやろうとするがあまり、どうしてもレッスン中に自分の行動をジャッジして落ち込む事が多かった。
そんな時に自分が何のために演技レッスンを受けているか考える事を教わった。
・自分はメンタルに向き合いた・
・演技が上手くなりたい
だから来ているのであって、ここで上手い演技を披露するために来ているわけではない。
そう考える事で、上手くいかなくても笑顔で乗り切ろう!大きい声を意識しよう!と自分の目標を再確認して、笑顔でレッスンを受ける事が出来た。
集中レッスンに参加してこれに気が付けた!
最終日の演技レッスンを受けて
連想ゲーム(インプロシンキング)や序破急のレッスンを受けた。
自分には瞬時に考えて行動に移す能力が足りないことを痛感した。
考えてから行動に移すまでの時間をどれだけ短くしていけるかが今後の課題だと思った。
五日間の演技レッスンではとにかく自分の弱さと向き合った。
・自分に集中し過ぎて周りが見えていない
・失敗への恐怖が拭い切れていない
・思考から行動に移すまでが遅い
など、正直まだまだ課題だらけではある。
意識してすぐに変わることではないと思う。
だからこそ、5日間のレッスンを乗り越えたという自信を糧に、これからも努力を重ねていきたいと思う。