スクール生徒の声
【日芸受験】上手くなる兆し発見。頭でっかちな私を変えたレッスン
日々努力を続けています。
普段はオンラインで演技と体幹のレッスンを受けながら、
長期休みには上京し、対面での集中レッスンにも取り組んでいます。
GWも上京し、対面で演技、ダンス、体幹トレーニングと
フルでレッスンに励んでいました。
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Yさんが今回の演技クラスで掲げた目標は、次の2つでした。
• 失敗する勇気を出す
• マインドフルネスを常に意識する
まだ「達成できた」とは言い難いそうですが、
達成に向かうためのヒントをたくさん得ることができたとのこと。
ゴールデンウィークのレッスンを経て、今後の成長がとても楽しみです。
微細な感情に気づく
最初に取り組んだのは、「瞬時にポーズをとる」ワークでした。このレッスンで学んだことは、次のようなポイントです。
• 感情を繊細に捉えること
• 言葉ではなくイメージで捉えること
• 仲間から「盗む」こと
たとえば、「怒り」や「悲しみ」などのポーズを取ると、
最初はどうしても似たような表現になってしまいました。
しかし、「怒り」と一口に言っても、
その中には「ふつふつと湧く怒り」もあれば、
「爆発的な怒り」もあります。それぞれに異なるニュアンスがあり、
それを感じ分け、体で表現する力が必要だと気づきました。
そして、自分がいかに自分の感情に鈍感だったかにも気づけたのです。
言葉より「イメージ」で捉える力
最初はどうしても「言葉の意味」に引っ張られてしまい、表現がパターン化してしまっていました。
けれど、意味にとらわれず、「イメージ」で感情を捉えることで、
まったく異なる表現ができるようになると教わりました。
色や形、風景など、自分の中にあるイメージを大切にすること。
それが演技に大きな違いをもたらすことに気づいたのです。
仲間から「盗む」ことの意味
また、仲間のポーズを観察し、真似することで、自分にはなかった視点やアイデアに出会うことができました。
「盗む」とは単なる模倣ではなく、
自分の表現を広げるための重要な手段。
改めてその大切さを実感することができました。
不安や不快は「きざし」
レッスン中には、悔しさ、イライラ、不安といったネガティブな感情も湧いてきます。そんなとき、先生からかけられた言葉が心に残りました。
「不快や不安、イライラは成長のきざし」
ネガティブな感情が出ること自体は悪いことではありません。
むしろ、それを「成長のサイン」として受け止めることで、
前に進む力に変えることができると学びました。
この考え方に触れてから、失敗や出来ないことがあっても、
それを前向きに捉えられるようになり、
「失敗する勇気」も少しずつ持てるようになった気がします。
無自覚だったクセに気づく
私は、つい何でも100%全力で、大袈裟にやってしまう癖があります。でもそれは、「とにかく大きくやれば伝わる」
という雑な伝え方だったと気づきました。
• 動作の始まりと終わり
• 感情がどう湧いてくるかの変化の過程
• ストーリーや背景の流れ
それらを丁寧に考えることで、動きが生き生きとし始めたのです。
無意識でやっていたことを、意識的に選ぶようになると、
演技が格段に豊かになると学びました。
「正しさ」より「柔軟さ」
レッスン中、自分の中で引っかかっていたのは、「正しいやり方」にこだわりすぎる自分の癖でした。
誰かが間違えたり、うまく動けなかったりすると、
私はすぐに迷ってしまい、「これで合ってる？」「正解は何？」と
頭で考えすぎてしまいます。
そんな自分に改めて気づき、ショックを受けました。
そして、「演技には正解なんてない」ということを実感したのです。
その場で起きたことに、どう反応し、どうつなげていくか。
正確さより柔軟さ。
これからは、「正しいかどうか」ではなく、
「どう応えるか」を選べる自分になりたいと思っています。
できないことから生まれた気づき
今回のワークショップでは、いつも以上に「できないこと」にたくさん出会いました。でも、その一つひとつが、自分を見つめ直す大きなヒントになったのです。
• 感情や動きを丁寧に感じること
• 表現を言葉ではなくイメージで捉えること
• 仲間から学び、盗むこと
• 不快感を成長のサインとして受け止めること
• 失敗を恐れないこと
• 柔軟な対応力を持つこと
どの学びも簡単に身につくものではありません。
でも、このクラスで「気づけた」ということ自体が、
とても大きな一歩だったと感じています。
この気づきを大切に、これからの練習や日々のレッスン、
そして受験にしっかりと活かしていきたいです。
焦らず、でも確実に、自分の中に積み重ねていこうと思っています。