【はじめに】ダンス未経験=不利、ではありません
演劇大学受験、とくに日芸や多摩美を目指す受験生から、必ず出る不安があります。
「ダンス未経験ですが大丈夫でしょうか?」
結論から言えば、
ダンス未経験=不利ではありません。
ただし、「身体作りの方向性」を間違えると、未経験であることがマイナスに転びます。
この記事では、ダンス経験がなくても合格していく受験生が、
何を準備し、何を身につけているのかを具体的にお伝えします。
ダンス経験よりも見られているポイント
近年の日芸・多摩美の実技では、
「踊れるかどうか」よりも、次の点が見られています。 重心が安定しているか
動きに無駄がないか
感情と身体が一致しているか
指示に対して身体で反応できるか
つまり、テクニックではなく身体の質です。
振付を完璧に覚えていても、
身体が固く、反応が遅いと評価は伸びません。
ダンス未経験者が最初にやるべき身体作り
ダンス未経験の受験生に必要なのは、
いきなり振付を覚えることではありません。 優先すべきは⇒
・体幹を通した姿勢作り
・重心移動の感覚
・床反力の理解
動き出しのスピード
これらを身につけることで、
振付やムーブメントへの対応力が一気に上がります。
春から始めると何が変わるのか
春から身体作りを始めた受験生は、
夏前に一度「思うように動けない時期」を経験します。 しかし、この時期を越えると⇒
・身体が軽くなる
・動きが自然につながる
・表現に余裕が出る
という変化が起こります。
このプロセスを
本番前に終えているかどうかが、
合否を分ける大きなポイントになります。
【まとめ】ダンス未経験は「伸びしろ」です
ダンス未経験で合格していく受験生は、
自分の身体を丁寧に育てています。 形を真似るのではなく、
身体の仕組みを理解し、反応できる状態を作ること。
春から正しい身体作りを始めれば、
ダンス経験の有無は合否に直結しません。
なぜ春が重要なのかは、こちらで詳しく説明しています。
実技対策については、個別の状況に合わせた体験レッスンも行っています。
詳細は、以下の記事でまとめています。
この記事を書いた人

IZUMI(玉置いづみ)
【IZMIC Be STUDIO】主宰
日本大学芸術学部演劇学科演劇コース卒業
元(㈱)アミューズでの新人育成講師
演技・ダンス・体幹トレーニングと幅広く指導に当たっている