初めに
演技の大学受験では、自分の"癖"を客観的に見つめ直し、表現の土台を磨き直すことが大きな力になります。
今回は、桐朋に合格したKさんをご紹介します。
Kさんは、中学3年生の頃からスタジオに通い、高校受験対策でも力を伸ばしてきた生徒です。
今回は大学受験に向けて再びレッスンに参加し、スタジオの発表会では主役を務めるなど、積極的に表現の幅を広げてきました。
持ち前の明るさと元気さに加え、大学受験対策を通じて"自分の演技の癖"を丁寧に見直し、身体を使った表現も見違えるほど成長しました。
基礎から応用までを繰り返し積み重ねたことで、より自在な演技ができるようになった点が、今回の合格につながっています。
実力者がさらにステップアップするためのヒントが詰まったインタビューになるはずです。
インタビュー本編
スタジオに通い始めた理由 高校受験対策のスタジオを探していて
スタジオレッスン歴:中学3年から、4年間
志望校:桐朋学園芸術短期大学
併願:なし
レッスン詳細:演技3時間。ダンス
演劇を学べる高校を受験するための対策ができると知り、イヅミックに入会しました。
ここでは、演技の基礎だけでなく、実際の試験で出題された内容にも取り組めると分かり、先生とのやり取りを通して、自分に何が足りないのか再確認出来ることが入会の決め手でした。
合格に役立ったレッスン
五感を使う事を知った
演技では、五感覚を使うことの大切さです。
言葉をそのまま読むのではなく、目の前に何があるのか、どんな匂いや温度があるのかを自分の身体に伝えることで、台本の読み方も動き方が変わりました。
絵画・エチュードの練習では、手がなる合図で姿勢を変えて、頭の中の情報をその場で入れ替える力が身についた。
同じ姿勢にならないよう工夫しながら、そこから思いつく形を広げることで、考える力が強くなりました。
発表会経験が成長のカギ
人前で表現する【発表会】に出たことが一番の演技の対策となりました。
・相手の言葉の受け方
・立ち位置
・動くタイミング
・気持ちの使い方
自分が舞台からどう見えるのかを学びました。
作品をどのように組み立てるかも考えられるようになりました。
この経験は自分の演技の底上げになったと思います。
体幹トレーニング
ダンスクラスの中で、イヅミックでは体幹トレーニングも取り入れているので、一石二鳥な感じでした。明らかに、踊るだけではなく、体験への意識が付いて、身体の使い方を学ぶことが出来ました。
面接対策は毎回のフィードバックで身に付いた
レッスン始まる時、レッスンの最中でも、度々発言の場があります。フィードバックをすることで、自分の弱みの改善策が見つかると同時に、結論から話す訓練になり、これは面接対策にとても役立ちました。
受験中にぶつかった壁
私は覚える作業が苦手で、周りより覚えるのが遅かったです。
そこで、自分に合った覚え方を探すため、外郎売で試しました。
数をこなすことが一番効果的でしたが、IZUMI先生に教わった、場面ごとに線を入れて区切ることで物語が整理され、覚えやすくなることも分かりました。
スタジオで成長を感じた瞬間
通い始めの頃は周りの目を気にして動き出しが遅かったが、今ではできないことがあってもまず動いてみるという考え方に変わりました。
自分から行動する習慣が身についたことが大きな成長だと感じています。
・よく見ること
・よく聞くこと
・よく感じること
それを日常でも意識するようになりました。
演技の基礎がみっちり学べたことを強く感じます。
先生の「失敗は成長の兆し」と言うアドバイスが強く印象に残っています。
これから受験する人へのメッセージ
何より上機嫌でいることが大切です!
演劇が好きだという思いを外に出し、自分をさらけ出すことが力になります!
そして、相手から自分がどのように見えているのかを知ることで、自分の動き方や魅せ方を考えるきっかけになります!
自分自身を理解しながら練習を重ねると、表現にも出てくるので意識してみて下さい!!
総括
Kさんの経験から、
"継続した基礎づくり"と"自己理解の深さ"が合格への近道だと改めて感じられます。
スタジオとしても、生徒一人ひとりの個性に合わせた指導を続けていきます。
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こちらからお電話させていただきます
この記事を書いた人

IZUMI(玉置いづみ)
【IZMIC Be STUDIO】主宰
日本大学芸術学部演劇学科演劇コース卒業
元(㈱)アミューズでの新人育成講師
演技・ダンス・体幹トレーニングと幅広く指導に当たっている