・みんなで円になって1から番号を言いながら指を指す。
自分が指されたと思った人は同様に次の人を指す。
・次に架空のボールを回す
・歩き回りながら架空のボールを回す
・ボールの数を増やしていく
まずは空間認知を使って綺麗な円を参加者で作るところからスタート。
レベル1 指や声など体全体を使って対象に伝える。
レベル2 視覚のみで伝える
レベル3 空間認知して歩き回りながら伝える
レベル4 複数の対象を認識しながら伝える
など徐々に難易度が上がっていきます。
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≪参加の感想≫
実際にボールを送った相手以外がボールを受け取ったり、一個しかないボールを何人も受け取ったり、二つに増やしたボールがいつの間にか一個消滅していたりと、なかなか成功しない難しいワークショップでした。
≪担当の先生からのアドバイス≫
映像の場合はコマ割りで表現できる部分も、舞台では役者が表現しなければならない。
その能力を高めるためのレッスンであり、これがセリフ表現に繋がってくるとの事でした。
・2人組を作って相手の体に触れずゆっくりと押したり蹴るなど、相手に影響を与える
・4人組に人数を増やして全員に影響を与えるようにする
レベル2
・自分の体が拡大したような感覚を持つ
ワークショップ内容
1 演技ワークショップ
・立って胸式呼吸▶︎立って腹式呼吸▶︎寝て腹式呼吸▶︎左手の中指が右側に引っ張られる(逆も)▶︎脱力しながら立って腹式呼吸▶︎歩きながら▶︎2倍の速さ▶︎3倍の速さ▶︎スロー▶︎2倍スロー▶︎3倍スロー▶︎ストップ(繰り返し)
・2人組になる▶︎片方が目をつぶる▶︎両手を合わせる▶︎目を開けてる方が手を動かす▶︎目を閉じてる人は手の感覚などを頼りについていく
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2 台本読み
相手によって役柄を変える
発声を劇中でもできるように
方言や外国語の人は1回母国語に置き換えてから戻すと感情の流れがつかめる
「た行」と「さ行」をはきはきと
感情と動きの一致
椅子座る時浅くすると発声しやすい
ガラの悪い役でない限りはそうしたほうがいいかも
3 ジェスチャーゲーム
2チームに別れて順番を決める、
お互いの紙を引いて交互にジェスチャーする。
ジェスチャーする人が正解と言うまでのタイムをはかり、タイムの合計が少ない方が勝ち。
知らない単語が来てもやる。
回答者は正式名称でなくてはいけない。
口で表す・声を出すなど以外は何をしてもいい。
お題の例↓
・サイゼリヤ
・ザッハトルテ
・エヴァンゲリオン
・ハマチ
・インフルエンザ
・カスタード
・カフカ
・ゲリラ豪雨
・オリーブオイル
・ファンデーション
・明智光秀
4 台本読み
2人の掛け合いシーンの台本(本当は周りにたくさん部員がいる設定)
途中でみんな指示をもらって2、3回はやってた
指示内容↓
・役を交換してください
・ここに用務員さんが入ってきたらお芝居の練習してると気づかないくらいの感じでやってください
・椅子にすわってみてください
・周りに人を増やしてみましょう。周りの人はいるだけで大丈夫。しゃべってもよい。
・相手を叱るように言ってみましょう
・相手を舐めた口調にしてみましょう
桐朋の特徴 日本唯一の実践型芸術短期大学
演劇と音楽の両輪で授業が構成されている。
台本を読む力(正解をもとめない)
+身体の鍛錬(表現力をつける、将来どんな役が来るかわからないから幅広くやる)
+アンサンブルを作る力(忙しいがコミュ力は嫌でもつく)
が特徴の大学です。
また、あらゆる側面から舞台芸術を学ぶ為に、スタッフワークを全員絶対やる、山登りのイベントや稽古場の大掃除など、人間作りに積極的な大学である。
デメリット▶︎本当に忙しい
メリット▶︎人より早く将来設計が出来る。
1 心と体をほぐす運動
ぐるぐる歩く▶︎楽しそうに▶︎上から目線で▶︎目が合ったら会釈▶︎目が合ったらお辞儀▶︎(リズムに合わせて)腕をふる▶︎8カウント8で「ふー!」▶︎+7で手を出す▶︎+「ちっちきちっちき...」を言いながら
・2人組になる。片方が脱力して腕を暖簾のようにくぐる(逆も)。足くぐりバージョンもやる。
・4人組になる。4人で恋人つなぎして波を作る▶︎目を閉じてやる▶︎目を開けて手を離してやる
ワークショップ内容
1 聞く力を鍛えるゲーム
先生が簡単なお題を出すので、頭に浮かんだ言葉を歩き回りながら声に出し、同じ言葉を発してる人と集まる
例 :
先生が「果物」と言ったら「みかん」「いちご」など頭に浮かんだ言葉を発しながら歩き回り同じ果物同士であつまる
→相手の発してる言葉も聞かないと集まれないので、声に出す力だけでなく、聞く力が鍛えられるそうです!
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2 何してるんですかゲーム
1. 誰かが中央(舞台)である動作をする。(例:床を掃いてる動作)
2. それを見た別の人が近づいて、こう言う:
→「何してるんですか?」
3. 動作してた人は、実際の動きとは違うことを言う
→「スカイダイビングしてるんですよ」
4. 質問した人が今度はそのスカイダイビングの動作を始める!
5. そしたらまた別の人が「何してるんですか?」と質問して...
どんどんバトンタッチしていく!
ポイント:
• 見た目と違うことを言うのがルール
• 受けた側(次に演じる人)はノータイムで演じるのが理想
→反射力・想像力アップ
• 体の使い方や表情の出し方を自然に鍛えられる
例:
Aさん:縄跳びしてる動作
Bさん:「何してるんですか?」
Aさん:「鰻捕まえてるんです」
→Bさん、急に鰻を捕まえる動作を始める!
3 最近嬉しかったことを短い劇にする
2人1組になり、最近嬉しかったことを話し合う→それを二人で短い劇にする!
ただし、伝わらなくてもいいので、状況を説明するセリフなどは付け足さなくて良い!
例:
道で1万円を拾ったとする
「これ、1万円だ!」など状況を表す台詞は付け足さずに、1万円を拾った動作をすれば良い。
先生のお言葉で印象に残っていること
「演劇は声を出すことだけでなく、聞くことも大切」