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日芸映画学科 学校推薦型入試 定番課題だからこそ、きちんと対策しましょう

日芸 映画学科 (2018)学校推薦型入試 過去問題

■発声1
次の内容をはっきりと述べてください。

受験番号(    )番、( 氏名 )です。
出身は、(都道府県名)で、学校は( 学校名 )高校を卒業する予定です。
年齢は、(    )歳です。

■発声2
次の文章を朗読してください。

シナリオは、アクション、リアクションからなる世界です。
「ばかやろうー」と、一人のおじさんがアクションを起こしたとします。
それに対し、目の前にいる人は、一休どんなリアクションを起こすと思いますか?

同じく「ばかやろうー」と怒鳴るのか。
それとも「ごめんなさい」と謝るのか。呆然として固まっちゃうのか。
怖くて震えているのか。

「今、なんつった。もいちど、言ってみろ!」なんて殴りかかるのか。
それはキャラクターによって、いくらでも出てくるわけです。
千差万別、千変万化。
そしてまた、そういったキャラクターたちに対し、
この「ばかやろう」おじさんは、一体どう出るか。
その一つ一つを選ぶのは、あなた次第というわけです。

実際にあなたが、上司に毎日のように叱られていたとします。
あなたがシナリオを勉強するようになると、
あなたは、この上司の怒っている内容よりも、
怒っている上司自身に興味を抱くようになるでしょう。

「一体この上司は、なんであんなふうに怒るんだ?」
そんな彼の"なぜ"を考えているうちに、
上司の言動一つ一つに注意深くなっていくことになります。

それは、これまでの、怒りの感情に振り回されるのとは
一味も二味も違う反応を示します。
少しだけ冷静になっていくと申しましょうか、
一歩踏み込んだ人間観察が始まっていくようになるのです。

実は、これが、シナリオを勉強する上で最も身につくことなのです。
観察ができるようになると、人を一面で捉えるのではなく、
さまざまな角度から見るようになり、深い人間理解が始まります。
それは、一言でいえば、人に対するイメージ力が育っていったということなのでしょう。

最近、これこそが思いやりを育てる素晴らしい手段になることに気づきました。
六十歳ともなれば、辛いことも悲しいことも嫌というほど経験してきています。
だからこそ、これからは笑顔の一生を送りたいものです。

そのヒントが、シナリオには隠されているのです。
シナリオによって、自然に自分がすべきことがわかってくるといっても
大げさではありません。
これからは自分で、自分の笑顔の毎日を作っていくことができるのです。

※小林幸恵「今日からシナリオを書くという生き方」
彩流社。2008年、99〜100ページ

■動作
[設定]
放課後,いつも一緒に帰る友達を待っている。
まだ夕方だというのに外は暗くなり始めている。
LINEに、先に帰るというスタンプだけが入る。

玄関に来る。雨が降ってきたせいか.もう誰もいない。
下駄箱で靴を履き替えていると,友達がいつも持っているサブバックが下に置いてあるのに気付く。
それを持って軒先まで出ると。校門のそばをその友達が他の人と一つで帰って行くのが見える。
雨が強くなってくる。雨の中を,一人帰る。
(そのまま退出してください)

対策

演技コースの試験では、役者としての「素質」があるかどうかが見られます。
その際、発声、表情、身体の表現力などについても見られています。

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求める学生像

芸術分野に対する豊かな感受性を有し、
映像表現分野における創作活動、あるいは映像理論分野における
研究活動に対する能力が認められるものを 求められます。
(公式ホームページ 入試Q&A より)

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